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2012/12/25 Tue  23:19
セイクリッドにて山陽2位、TCS5位をとったミラさんに聞いたことをまとめてみました。その3

☆サイド☆

増殖するG

先行展開デッキや打ち所の存在するデッキ、マーメイルなどに投入します。
2枚そろわないと仕掛けられないセイクリッドデッキのGドローはとても強く、相手の展開を抑止しつつ、Gによりそろったパーツで返しを行うことができます。
文句なしの3枚です。

強制脱出装置

セイクリッドはゼンマイに対して抜群の勝率を誇りますが、それは先行展開と嵐を考慮しなかったらの場合です。
嵐に関しては仕方がない場面がありますが、先行展開は脱出装置3枚で徹底的に返しに行きます。
ルーラーさえ除去してしまえばこちらの罠は通り続けるので、そこだけ狙いに行きます。
またガジェットやヒーローなどその他のエクシーズデッキにも有効な除去であり、ガジェットのギアギガントXは返せないと大変なことになるので、確実に引きたいため3枚です。TCS6では山陽で僕自身が結果を残し、さらには大和CSでもセイクリッドが結果を残したため、ミラーも少なからず発生すると考えて3枚以外はあり得ませんでした。

デモンズ・チェーン

ガジェットや特にゼンマイに対して後出しの抑止力として採用します。
よくここをエフェクト・ヴェーラーと変えている人もいるかもしれませんが、僕はセイクリッドのヴェーラーをあまり評価していません。
2枚引けていなければ返せないデッキであるにもかかわらず、ヴェーラーで止めても引けていなければただのアド損になる場合が無視できないレベルで存在するためです。
その点デモンズ・チェーンはプレアデスとの相性も良く、また、敵モンスターの効果と攻撃を封じます。攻撃を止めている間にハンドを揃え、切り返しを行うこともできるため、僕はデモンズ・チェーンを採用しています。

暗闇を吸い込むマジックミラー

永続罠で暗黒界や甲虫装機、IF、ヴェルズなどをメタします。
ヴェルズに対して有効ではないという意見も見られますが、永続ゆえにいつでも反発を打てるわけではなく、サンダーバード、ケルキオンなどは相手から反発を撃たない限り無効になります。

砂塵の大竜巻

ビートダウンや暗黒界など割らなくてはならないカードが存在する場合にサイドから投入します。ゼンマイ相手にも投入します。
環境を見て投入したカードであり、特にこれといった相性があるわけではありません。

透破抜き

マーメイル、暗黒界、魔導などその他有効なデッキに対して投入します。
一番新しく採用したサイドカードであり、山陽CSやTCS6でも活躍を見せてくれました。
予想のメタではなかったですが、カウントダウンに対して投入できてとても感動した1枚でした。

転生の予言

マーメイル、暗黒界、ヒーロー、魔導、甲虫装機など数多くのデッキに投入できる1枚です。
魔導はネクロの魔導書やセフェルの魔導書にチェーンすることでアドバンテージを獲得できるので覚えておいて損はないです。

第3章【プレイング】

セイクリッドというデッキ全体を運用していく上で重要な点をいくつか話しておこうと思います。

まずセイクリッドは性質上、罠に脆いという現環境では致命的な欠点を保持しています。
激流葬や神の警告、ブラックホールだけではなく、海皇の重装兵や暗黒界のグラファなどもその欠点を加速させてしまい、とてもではないですが無視できません。
ではいかにしてその欠点(単体、全体除去でアドバンテージを失ってしまうこと)を補うのか。
今回僕はセイクリッドを考えているにあたって、この除去に脆いという欠点を無視しました。
神の警告や激流葬によって生じるアドバンテージの損失はどちらにせよ免れることはなく、あるとすればそれは環境の劇的な変化以外ありえません。
だとすれば着目すべきは、仮に展開が通った時、リターンがどれだけあるのか、ということです。
アドバンテージを失いやすいのであれば、逆に考えて、アドバンテージを獲得しやすければいいだけのこと。
このデッキにおいてはメインから搭載されているテンキ、リビング、安全地帯がその対象となります。
展開が通った後、つまりはプレアデスが擁立した後、アドバンテージを獲得できる見込みがあるのならば、それは決して無駄な展開ではありません。
環境としてもプレアデスの制圧力はすさまじいものであり、十分に狙っていく見込みはあります。
ポルクスorグレディ+カウストの展開を仮に激流葬や神の警告されたのだとしても、次のターンを新しく登場したソンブレスによる切り返しが保証されます。
プレアデスで相手のモンスターをバウンスすればそのまま即座にアドバンテージの獲得につながります。安全地帯やリビングがあればなおのことよいでしょう。
プレアデスが有効ではないデッキに対しても、リビングやテンキ、安全地帯と7枚ものカードがアドバンテージを約束してくれます。また、激流葬に関しては、相手のモンスターに対してカウンターで展開することで損失を抑えることができます。

また、ビートダウンのほぼすべての障害となりえるカードとして現環境では、ゼンマイン、マエストロークという2大エクシーズモンスターがいます。
ビートダウン系のデッキにおいて、この点は十分にケアをしなければなりませんでしたが、このデッキはメインの軸であるプレアデスそのものが解答に繋がっていることからも、非常に有利な立ち位置を保つことができます。

例えばですが、相手のバックが複数枚敷かれていて、それに対してポルクス、カウスト、ソンブレスなどというハンドを持っていた場合、恐れてはいけません。思い切ってポルクス、カウストで突っ張りましょう。
セイクリッドはソンブレスの登場により、ハンドにたくさんのセイクリッドを保持していても仕方なく、また動き出さなければ相手の伏せは見えてきません。
最初はアドバンテージを自ら放り出しましょう。
たとえそれが激流葬や神の警告で一方的にアドバンテージを損したのだとしても、それは理解の上での損失です。
もちろん、展開が通ったのだとしたらそれは万々歳です。

禁じられた聖槍、リビングデッド、安全地帯がある程度の除去は防いでくれます。
恐れずに相手のバックを見極めていき、真に通したい一手を確実に通し、アドバンテージの回復および場の制圧に努めましょう。

そうすれば、プレアデス(勝利)は近いうちに訪れます。
その4に続く
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2012/12/25 Tue  23:19
セイクリッドにて山陽2位、TCS5位をとったミラさんに聞いたことをまとめてみました。その2

激流葬

セイクリッドが激流葬?と以外に思われた方もいると思いますが、セイクリッドの激流葬はとてつもないパワーを秘めており、このカードでたくさんのゲームをメイクしてきました。
初期の構築では採用していませんでしたが、ゼンマイやマーメイル、その他の展開デッキに対して必要性を問われてきたこと、そしてメインでの相性の良さに気付いたため文句なしで2枚採用しました。
初動のシェラタンは単体としては非常に弱く、そこが隙でもありますが、激流葬一枚あるだけで圧倒的安心感のある場へと変化します。
また、エクストラにもゼンマイン、セイクリッド・オメガ、ティラス、シャドーなどたくさんの相性の良いモンスターが存在します。
特にセイクリッド・オメガとの相性は抜群で、ゼンマイ相手にオメガ+激流葬だけでとったゲームも少なくはありません。
プレアデスが擁立しているときの激流葬は弱いように感じますが、そのときは発動を控えればよいだけで、そもそも伏せないという選択肢すらあります。
そしてハンドにソンブレスなどの解答が存在する場合は、プレアデスでアドバンテージをとれるだけとったあと、激流葬で相手のモンスターごと流してしまえば、予想外の全体除去に相手の戦線は崩壊することでしょう。

次元幽閉

マシンナーズ・フォートレスやグラファへの解答。
初動のシェラタンの隙をカバーし、アビスリンデ、海皇の狙撃兵に対しても高い除去能力を秘めています。
ここは環境にあわせて採用した枠であるため、入れ替えの余地は十分にあると思います。その候補としては強制脱出装置です。
お好きなほうを採用してみてください。

リビングデッドの呼び声

毎回ポルクスとグレディがハンドにあるわけではなく時にはセイクリッドモンスターが1体しか引かなかったり、カウストだけが複数枚ハンドに来たりすることもあります。その際にこのカードが数ターン後のエクシーズを保証してくれているといえます。
永続罠であるためプレアデスでの回収もきき、罠のケア、展開の補助にもなります。
ソンブレスを蘇生させれば単純にこのカード1枚からエクシーズしているのと同じことであり、墓地に落ちたセイクリッドエクシーズを釣り上げてトレミスをライドすれば一瞬で生成される2700打点となります。
また、このカードの利点は相手のライフを早い段階で急激に、かつ予想の外から奪いきれるところにあります。
プレアデスの効果にチェーンして発動すれば、激流葬、奈落の落とし穴をケアして打点を擁立することができ、非常に強力です。
また、場にオメガ、墓地にモンスター、バックにリビングを構えている状況を想定します。
そこで相手がサイクロンないし大嵐を発動。リビングが破壊されそうになったとします。
ここはチェーンの組み方を、チェーン1相手のサイクロンor大嵐→チェーン2オメガの効果発動→チェーン3リビングデッド発動。とすれば、リビングで蘇生したのちにオメガの効果でリビングと蘇生したモンスターの関係性が切れ、サイクロンor大嵐でリビングが破壊されても蘇生したモンスターは破壊されません。
以上の点からリビングデッドの呼び声は非常に相性が良いカードであるといえます。

安全地帯

プレアデスの弱点であるモンスターの効果や魔法罠による単体除去などからプレアデスを守り抜くことができます。
ポルクスorグレディからカウストの展開を行った際に、カウストに合わせられた奈落の落とし穴等にチェーンしてプレアデスを擁立すれば、このカードを回収することでアドバンテージが発生します。
ソンブレスを激流葬や奈落の落とし穴から守ることもでき、展開サポートに関してはかなりのかみ合いを見せてくれます。
また、安全地帯には最強ともいえるかみ合わせが4パターン存在します

1.セイクリッド・プレアデス+安全地帯

とてつもない制圧力をもつプレアデスに破壊耐性を付加することができます。
しかし、それだけではどのモンスターに安全地帯を装備しても同じことですが、プレアデスである利点はそのバウンス効果です。
例えば地砕きによってプレアデスが破壊されそうになったとき、安全地帯を発動。そしてそこで相手がサイクロンを合わせてきたとします。
普通のエクシーズモンスターならばこの時点で2:3交換になりディスアドバンテージですが、プレアデスはその際に安全地帯を効果により回収することができます。それによりアドバンテージとしては両者ともに変化せず、2体を使ってエクシーズしたにもかかわらず損をしません。ソンブレスから出ていたならば、逆にアドを獲得しています。

2.セイクリッド・オメガ+安全地帯

これが実質最強の組み合わせともいえます。
魔法罠への耐性はトップクラスのオメガですが、いかんせん打点が低いのが難点でした。そこをこの安全地帯が戦闘破壊をも防ぎます。
オメガの場合、安全地帯装備後サイクロンを撃たれたとしても、オメガ効果をチェーンすることで安全地帯によって破壊されることがありません。
また、安全地帯のもう1つのデメリットである、相手プレイヤーへのダイレクトアタック不可効果。これはビートダウンを行うデッキでは大きな枷になってしまう場合がほとんどですが、オメガは自身の効果により、安全地帯を無効化するため、ダイレクトアタックが可能になります。
これはオメガがいればセイクリッド全体に効果が及ぶため、プレアデスでさえ、安全地帯装備下でもダイレクトアタックが可能になります。
これほどに相性の良い関係はありません。

3.始祖の守護者ティラスorゼンマイン+安全地帯

すでにお分かりのことと思いますが、こちらもサイクロンで安全地帯が破壊されても死ぬことがありません。
また、相手のバックに次元幽閉があることが分かっている状況下で、例えばティラスを出したとします。そこですかさず安全地帯をティラスに装備。
こうすることでティラスは次元幽閉の対象にすることができないため、一方的に敵モンスターを破壊したのちに次元幽閉を安全に破壊することができます。
もちろんサイクロンしても破壊耐性があるため、1:1交換で抑えることができます。

4.セイクリッド・ソンブレス+安全地帯

ソンブレスのサルベージおよび追加召喚効果は起動効果であり1ターンに1回のものです。
安全地帯で守り続けることで墓地コストが続く限り永遠にアドバンテージを回収できるものであり、シェラタンを回収してシェラタンを召喚、シェラタンをサーチと繋げればその流れは実現されやすいものとなります。

マーメイル、暗黒界などに対して非常に有効なカードでありメインの相性もなかなかのものですが、相手に直接干渉できるわけではないので、枚数を抑えています。3枚投入しても全然悪くはありません。

☆エクストラ☆

セイクリッド・プレアデス

セイクリッドデッキの核となるエクシーズです。
テンキ、安全地帯、リビングデッドや、ポルクス→ソンブレス→カウスト→プレアデスからソンブレスを回収。と非常に手堅い動きも可能です。
現環境でゼンマイ、ヴェルズ、ヒーロー、ガジェットなど、プレアデスの制圧力が苦にならないデッキはむしろ少ないです。

セイクリッド・トレミスM7

効果を使い終わったプレアデスやオメガの上にライドすることで、ノータイム2700打点を確保できます。また、リビングデッドで蘇生したエクシーズの上にライドすることでリビングとの関係を切ることもできます。
もちろん次ターンまで生き残れば墓地から回収など、単純にアドバンテージでしかありません。

セイクリッド・オメガ

本来罠に対して耐性の少ないセイクリッドが罠に対して手堅く立ち向かうことができます。
リビングデッドや安全地帯との関係性を切ったり、攻撃反応系も恐れることがないため、相手にしてみれば厄介なことこの上ないでしょう。

セイクリッド・ビーハイブ

単体で瞬間的に生まれる打点としては最高値3400です。トレミスに付加してやれば3700打点にも及びます。
シェラタンやグレディでさえも1700、2600打点になるため、ビートダウンに対して非常に有効です。
打点による切り返しや相手ターンの牽制にとても重要な1枚です。

始祖の守護者ティラス

マーメイルやマシンに対して有効な一枚です。
破壊効果も優秀でこのカードだけで局面を支配しきることも稀ではありません。

No.12機甲忍者クリムゾン・シャドー

山陽CSでは採用していませんでしたが、TCS6では採用していました。
メイン2でエクシーズする際にマーメイルに対してはティラスよりもこちらのほうが優秀です。
実際、TCS6ではマーメイルにたいしてこのカードで勝ったので入れてよかったと思えるカードです。

虚空海竜リヴァイエール

山陽CSでは採用していましたが一度も使うことがなかったため、シャドーと入れ替えました。
ポルクス→ソンブレス効果によりカウスト除外、回収→カウスト→リヴァイエールからコストで除外したカウストを引っ張ってくる、とトリッキーな動きを見せますが、実戦で行えるほど甘くはありませんでした。決まれば強力ですが、全く使わなかったため、抜きました。

No.61ヴォルカザウルス

メイン2でゴーズの処理やフィニッシャーとして使います。
暗黒界やマシンに対してはヴォルカ→ガイドラで一気にライフを削り取り短期決戦を目指します。

迅雷の騎士ガイアドラグーン

使用済みのランク5にライドして戦います。
効果のほうは補助的なもので、ヴォルカガイドラのパターンがほとんどです。

No.50ブラック・コーン号

戦闘を介さずモンスターを処理でき、ランク4でゼンマインやマエストロークに対しての解答の一つとなります。
戦闘を介さないところが重要で、アビスリンデなどのリクルーターをも潰します。

輝光子パラディオス

戦闘を介して効果持ちモンスターを無力にしつつ突破します。
ランク4で素材を2つ取り除くところも重要で、リビングデッドなどを絡めてすぐさまソンブレスから次のエクシーズを展開できるか否かにかかわる場面もあります。

ガガガガンマン

ビートダウンを行い残りのライフが800以下になったときはガンマンで一気に勝負をつけます。
それ以外には特に使用したことはありませんが、それだけの理由のために積む価値はあります。このカードのおかげで、山陽CSで1回、TCS6本戦で1回、勝負を決めました。

No.16色の支配者ショック・ルーラー

主にマーメイルに対して有効な制圧力を誇ります。
ポルクス、グレディ、カウストなどでフルパンした後にエクシーズすることでマーメイルはこれだけで詰んでしまうことがほとんどです。
現在のマーメイルのメインにはヴェーラーは見かけられないため、ライフを詰めた後は積極的にこれを狙いに行きます。

発条機雷ゼンマイン

シェラタン2体やシェラタンとカウストなどで繰り出します。
激流葬との相性も抜群で、時間稼ぎにもなり、暗黒界、マーメイル、炎星に対して有効打となりえます。

(3)へ続く。

2012/12/25 Tue  23:19
セイクリッドにて山陽2位、TCS5位をとったミラさんに聞いたことをまとめてみました。その1

デッキ解説【セイクリッド】

○投稿文字数の関係上、今回のセイクリッド記事はいくつかの記事に分けて解説することとします○

山陽CS、TCS6で僕が使用したデッキは、それまで環境には存在することのなかったセイクリッドです。
結果は山陽CS準優勝、TCS6では第五位と、まずまずのものだったと思います。
それまでテンプレートと呼ばれるレシピがなかった分、新たな環境のジャンルとして台頭させるために、いくつか構築段階でこだわった点があります。
今回の記事ではそれを説明していこうと思います。レシピに関しては、エントランスおよび前回の記事を参考にしてください。

第1章【概要】
まずセイクリッドと聞くと思い浮かべるモンスターはなんでしょうか。
そう、多くの方がセイクリッド・プレアデス(以下、セイクリッド割愛)をイメージしたことだと思います。
このデッキの主軸は間違いなくプレアデスであり、デッキの構築においても、プレアデスが擁立することをある程度前提としています。
エアーマンと同じ自身サーチ可の万能サーチモンスターであるシェラタン、優秀な展開機能を持つポルクス、グレディ。
そしてDSによって収録されたソンブレスのサルベージおよび追加召喚効果。
これらのモンスターを軸に、プレアデスをはじめとする強力なエクシーズモンスターを次々と展開し、局面を制圧することがこのデッキの勝ち筋です。

また、ハンド2枚から超展開し一瞬でライフを削り取る環境トップメタのゼンマイはガイドシャーク、そしてマジシャンシャークにより起動しますが、そのどちらに対してもプレアデス1体いるだけで完全にシャットダウンでき、圧倒的制圧力を誇ります。
ソンブレスの登場から、下級モンスターをある程度大切に扱う必要もなく、どちらかというとポルクスやグレディによる展開に相手の妨害を消費させ、その後のソンブレスによる切り返しをプレアデスによって行う、という2ターン2度、3度にわたって展開のプランを組み立てていくことがこのデッキを使用するうえで重要といえます。

第2章【採用カード解説】
☆メイン☆
セイクリッド・カウスト

このデッキの核となるモンスターであり、その効果は1ターンに2度までレベルの増減を行うことができます。
この効果が非常に強力で、場に1体のレベル4セイクリッドモンスターとカウストがいるだけでランク3~5の中から好きなエクストラを選択して場に送り出すことができます。
2枚を使って1体のエクシーズモンスターを繰り出していくこのデッキですが、非常に豊富なエクシーズ先を用意することで逆に局面によっては相手に返しを強要するなど、高い攻撃性能を秘めています。

セイクリッド・ポルクス
セイクリッド・グレディ

カウストと同じレベル4モンスターであり、その効果はどちらもハンドからセイクリッドを追加で場に送り出すことができるものです。
特にポルクスの効果は優秀で、例えば場にすでにカウストがいたとして、ポルクスを召喚したとします。するとポルクスの効果により無条件で通常召喚の権利が増え、ここで一度、ポルクスカウストでエクシーズを行います。相手がここに罠を合わせてきたならば、すかさず増えた召喚権を使いソンブレスを叩き込み、もう一度エクシーズを行います。2度にわたる波状攻撃が可能となります。
もちろんメイン1で召喚。増えた召喚権をメイン2で使用することも可能ですので、覚えておきましょう。
主にカウストを場に送り出し、ランク3~5の中から選択してエクシーズを行います。

セイクリッド・ソンブレス

DSによって新たに登場したセイクリッドモンスター。
効果は非常に強力で、墓地コストによりサルベージ。そして追加召喚を行うことができます。
セイクリッドはこのカードが非常に重要で、普通ならアドを失うエクシーズを、このカード一枚で実現できるため、高いカウンター性能と巻き返しの能力を保持しています。
デッキ全体を通してのプレイングもこのカードの効果を最大限に引き出していくものとし、デュエル中いつ引いてもプレイできるように考えておかなければなりません。
また、サルベージ能力はもちろんエクシーズモンスターを回収することも可能で、3回目のプレアデスやその他の墓地に行ったセイクリッドを繰り出したいとき、エクシーズを回収してから追加召喚を行うことで回収したエクシーズを展開することも可能です。
回収したモンスター以外も追加召喚できるので覚えておきましょう。
ポルクス、グレディ、ソンブレス→グレディorカウストと繋げれば1ターンで4体、5体ものモンスターを展開することも可能で、場合によってはこれだけでデュエルを制することもあり、非常にトリッキーな運用が可能です。

セイクリッド・シェラタン

自身もサーチ可能な万能のサーチモンスター。
単体としてのスペックおよびレベルも3でかみ合いも薄いですが、このモンスターは2枚で動いていくセイクリッドの弱点を補うものであり、なによりシェラタンを回すだけで自然とソンブレスの使用回数が上昇していきます。
シェラタン→シェラタン→ソンブレス→ソンブレス効果から再びシェラタン。
この流れの実現は制圧力こそもちませんが、単純なアドバンテージの獲得を行うことができるものであり、デッキ全体を回していく上で、非常に強力で手堅いものとなります。
シェラタンが生き残れば、カウストとともにたった1枚のハンド消費でランク3~4を行うことができ、シェラタン2体で、ハンド消費0でゼンマインを繰り出すこともできます。
相手の複数の伏せにも突っ張っていける初動であり、メインから搭載されている激流葬との相性も最高です。

オネスト

ゼンマイ、マーメイルのようなデッキだけでなく、最近はヴェルズ、ヒーロー、ガジェット、炎星、ラギアなど様々なビートダウンを行うデッキが存在し、戦闘を介することはよくあります。
デッキの性質上、モンスターを維持し続けたいデッキであるので、メインとの相性は抜群です。
サイドアウトすることもほぼありません。
文句なしの採用です。

暗炎星-ユウシ

テンキはレベル4以下の獣戦士族モンスターをサーチしますが、セイクリッドにはサーチ対象がカウストしかなく、サーチの幅として考えられたのがこのユウシです。
効果もテンキを墓地に送って相手のモンスターを破壊と戦闘ダメージによりテンキをセットできます。
これは非常に強力な流れで、相手の先行ギアギガントXをテンキ1枚で返すこともできます。
そして、現環境のゼンマイ、マーメイルの基本打点は1600以下であり、ほとんどのモンスターをユウシは超えるため、戦闘ダメージも与えやすく、テンキのセット効果は、後続のカウストを保証します。
サイド後も比較的投入率が高いスノーマンイーター等の伏せモンスターへの解答にもなり、これほど投入してみてよかったと思えるカードもありません。
激流葬を突き通した後にただ殴るだけでアドバンテージを発生させ、カウストのサーチはもちろんソンブレスの効力を高めることにも繋がります。
被ると召喚権の問題も発生し、エクシーズに関しても、炎属性であるがゆえに選択肢が限られるため、採用は1枚で控えています。

炎舞-天王幾

新弾で登場した獣戦士族をサーチする永続魔法。
サーチ先は主にカウスト、ユウシとなります。基本はカウストですが状況に応じてユウシを引っ張ってきます。
このカードが登場するまでは先行のプレアデスが効果によりアドバンテージを獲得することはありませんでしたが、永続魔法であるがゆえに、先行でアドバンテージを獲得可能になりました。
ポルクスorグレディ+テンキというハンドならば間違いなく先行プレアデスを擁立しに行きます。

増援

サーチ対象はポルクス一択ですが、ポルクスの能力は非常に強力であり、エクシーズを連打しなければならないこのデッキにおいては必須カードです。
幅を持たせるためにフォトンスラッシャーの採用をしている方もいるみたいですが、フォトンスラッシャーとポルクスでは単体の性能以外では明らかにセイクリッドであるポルクスが強いため、さらには環境のトップメタであるゼンマイ、マーメイルを意識した結果、必要がないと判断しました。
スラッシャー+セイクリッドでのエクシーズではセイクリッドモンスターを出さない限りソンブレスの効果を起動できませんが、ポルクス+セイクリッドならばエクシーズモンスターが除去されてもすかさずソンブレスを起動できます。

禁じられた聖槍

デッキを運用していく上で、カウストに奈落を合わせられることが非常によくあったのと、ソンブレス単体に除去を充てられることが少なくない数あったため採用しました。
結果的には成功であったといえ、このカードで展開を突き通し、拾った試合も数えきれないくらいあります。
また、最近はメインから強制脱出装置が採用されることがほとんどで、サイドを含めると次元幽閉まで検討しなくてはなりません。
禁じられた聖衣を採用していない理由はそこにあり、サイド後も除去からモンスターを守るためにサイドアウトすることはありません。
ユウシとの相性もなかなかのものであり、ゼンマイの先行ルーラーも適当なセイクリッドとこれだけで返せることがあります。

死者蘇生

切り札です。
蘇生対象としてはソンブレスが強力ですが、何を蘇生しても強いです。
2枚で1体のエクシーズを繰り出すため、このカードがあれば円滑にエクシーズを進めることができます。

大嵐
サイクロン
神の宣告
神の警告

特に説明する理由もないかと思います。

奈落の落とし穴

環境的にマーメイル、ゼンマイには微妙に感じてしまう1枚ですが、現環境はさまざまなデッキが存在し、これだけ多様化が進んだ中でも、ほぼ必ず対象が存在する奈落の落とし穴はデッキを丸くしていく上では必要かと思います。
セイクリッドが苦手とする暗黒界の龍神グラファやマシンナーズ・フォートレスに対する解答にもなっているため、採用しています。
対ビートダウンにも抜群の安定性を誇ります。

(2)に続く。

2012/12/17 Mon  20:47
第2回山陽使用デッキ

モンスター(19枚)
六武衆の師範
六武衆の影武者×2枚
六武衆のご隠居×2枚
増殖するG×3枚
真六武衆-キザン×3枚
真六武衆-カゲキ×2枚
真六武衆-エニシ
紫炎の老中 エニシ
カオス・ソルジャー -開闢の使者-
エフェクト・ヴェーラー×3枚

魔法(15枚)
六武衆の荒行×3枚
六武衆の結束×3枚
六武の門
大嵐
増援
紫炎の狼煙×2枚
死者蘇生
サイクロン×3枚

罠(6枚)
神の宣告
神の警告×2枚
強制脱出装置×3枚

エクストラデッキ
A・O・J カタストル
H-C エクスカリバー
M.X-セイバー インヴォーカー
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック
No.50 ブラック・コーン号
No.61 ヴォルカザウルス
スクラップ・ドラゴン
ナチュル・パルキオン
ナチュル・ビースト
機甲忍者ブレード・ハート
交響魔人マエストローク
真六武衆-シエン
発条機雷ゼンマイン
六武衆の影-紫炎

サイドデッキ
ブラック・ホール
マインドクラッシュ×2枚
マクロコスモス×3枚
ライオウ×2枚
群雄割拠×3枚
聖なるバリア-ミラーフォース-×2枚
奈落の落とし穴×2枚

       ≫ 2013年01月


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